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『burst!~危険なふたり』 感想。

千秋楽、無事に幕が降りたようですね。

二人の夢の舞台が、ついに終わってしまいました。

一ヶ月間、おつかれさまでした!!
本当に本当に楽しい、夢のような、贅沢な時間でした。


今回観られなかった人のために、
千秋楽で話してくれたという地方公演やパルコ劇場への凱旋公演、
ぜひぜひ叶えてもらいたいです。


burst!ありがとう!
しんつよ、ありがとう!おつかれさま!!

SD最高だよーーー(*´∀`*)


で、大変お待たせしました!
観劇から一週間、感想書き終えたので良かったら読んでください。

話があちこちいったり重複しているかもしれませんが、
たくさん待たせてしまったので恥を忍んでもう公開しちゃいます。
所々手直ししますのでご了承くださいませー。(ネタバレはREAD MOREへ)


本文の前に、ちょっとだけ書かさせてください。

今回、観られなかった方がたーくさんいますよね・・。

感想を書くにあたり、どんな風に書いたら良いかをいろいろ考えたのですが、
こういう結論を出しました。

観られなかった人が多ければ多いほど、
皆さんが一番知りたいのは、
どんな内容だったのか、それを観てどうだったのか、
しんつよがどんな感じで、どんな風に舞台に立っていたのか、それだ!と。


というわけで、今回かなりファン目線を入れました。
ファン目線上等!(でも甘い意見だけじゃないですよー)

私が奇跡的に譲って頂き目にできたあの100分を、
ほんの少しでもリアルに想像して共有できたら、嬉しく思います。

--------------

5月26日、ソワレ。
全ての標準をこの日に合わせ、いざパルコ劇場へ。

まずは今回譲って頂くことになったFさんと待ち合わせ。
そこから書くのね、そりゃなかなか終わらないよね・・(*´∀`*)
もうほんと、ものすごい緊張していて。
なんと約束の三時間前に渋谷に着いてしまいました。ふふふ!


開演一時間前、
無事にお会いして劇場がある9階へ行くと、開場は開演三十分前とのこと。
待機場所が狭すぎたので、一時退避することに。
この向こうにしんつよがいる!!
そう思うだけでドキドキでした。

いよいよ開演三十分前。
9階に戻り、お花の写真を撮り、パンフを買い、会場内へ。


・・席には全く拘らないし舞台もライブも入れるだけで幸せ!
それは大前提なので分かってもらえたら幸いなのですが、
せっかくのリアルをお伝えするために書きますね。

なんと座席が、センターより少し下手(左)寄りの舞台から5、6mの位置。
この距離で見られるのか!!
とびっくりしながら、Fさんと大興奮で開演のときを待ちました。

今まで観た舞台のお話や、何がきっかけでファンになったとか、
あの作品が好きとか、お話できてリラックスできて、楽しかったなー。
多分あの時間を一人で待っていたら、
ドキドキメーターが振り切れて倒れていたかもしれないのでね。笑


さっさと舞台の話にいけよー
という声が聞こえてきましたので開幕します!



19時!
会場が暗くなる本当に直前に、
係りの方に誘導され入ってきた人たちが、私の斜め前と後に座りました。
すると前からも後ろからもすすり泣く声が聞こえてきて・・。
きっと、キャンセル待ちで入れた人たちなんじゃないかなー。

転売とかのせいで席が空くことほどバカバカしいことはないので、
一人でも多くのファンが座ることができて、良かった!!
嬉しくなりました。

と思うと同時に、幕が上がりました。


緊張する!!!!!


ネタバレを極力避けていましたが、
WSで映った写真で、剛が上手側(右)ということだけ知っていました。


暗闇に浮かぶシルエット。

私が座る席は少し舞台中央に向けて斜めになっていたので、
ちょうど下手からは上手が正面のように目に入るのです。


あのシルエットは、間違いなく剛だ!!!


カッコイイーー!!!(まだ影だけど。笑)


明るくなるまでのあの時間が、すごく長く感じたなぁ・・。



・・明るくなると。

デスクに腰掛けた剛がいました。

え、ちょっと待って。ちょっと待って。


大きい!!

何が大きいって、剛が大きい!!

私は今まであのサイズの剛を見たことがないかもしれない・・!!
と思うほど、近くて大きく見えました。
逆に現実味がなくなったというか。(どういうこっちゃ)
まぁ毎度のことですが、
今私ほんとに見てる?わー!本物だ!と、思いましたね。今回も。

そして、私たち側の下手の慎吾は、もっともっと目の前。
もちろん大きいけど、慎吾は最初座ってるので落ち着いて見られたかな・・。
なんだけど、座っている慎吾と目線の高さが同じだったので

「これはマジで今目が合っているんじゃないか!?」

と、多分私の半径2m以内全員勘違いしてたと思います。はい。


ちなみに舞台のセットは最初ハの字になっていて、
下手にはお部屋のソファーに座った慎吾、
上手にはホワイトボードとデスクがある一室に、剛。
二人が両外側を向き、別々の場所にいることをはっきり見せています。
(あとから正面を向きます)

というわけで、目の前の慎吾ちゃんを見ながら、
少し離れた剛を追いかける、という高度な技が必要となりました。

ほんとに傾斜が始まる一番前?ぐらいの席だったので、
剛の方ばかり見ていたら慎吾から見えてしまう気がするし、(勘違い)
もちろん慎吾ちゃんもずっと見ていたいし、大変だった!!


でも、なんて面白いことをしてくれるんだ、三谷さん!
と、思わずにはいられなかったです。

burst!と最初に聞いて、
舞台上でバチバチとぶつかり合うしんつよを想像していた私には、
なんだかとても高度な面白い遊び(演出)を仕掛けられた気がしたのです。
どうですか!
二人にならこんなことができますよ、というね。

面白いぜ!!


・・あれ?まだ一言もセリフ発してないけど大丈夫かな??



第一声。

私はクサナギツヨシの声が、特に舞台で聞く声が、大好きです。
だからこの瞬間を、本当に待ちわびていました。

が・・!!
この日の剛の声は、
いつものように体の芯まで響くような、
いつもの彼の舞台の声とは少し違いました。うん・・。

もっとすごい剛を知っているし、
この舞台での声の良さ、滑舌の良さの評判を知っていたので、
お疲れかなーって、舞台が始まってしばらく気になっちゃたというのが本音。
(観られておいてそういうこと書くなよって思うかもしれませんが、
これは譲れないので、ここだけなので書かせてくださいね)

考えてみたら、
この日は一ヶ月に及ぶburst!の前半と後半に一度ずつしかない、
9日連続公演の最終回、で、マチネありのソワレ。

これから聞くことになる尋常じゃなく膨大な台詞を知ったら、
そりゃそうだ、となります。
多分、いや確実に、凡人が喋ったら一回で喉が潰れるであろう台詞量。
それが滑舌の良さで多くの人を驚かせてるんだもの、
正直そのパーフェクトな状態の剛も見てみたかったなー、と思いました。

ま、舞台は生き物、一期一会だから、そういうこともありますよね。
少しハスキーな感じも私は好きでしたけど(*´∀`*)てへ



さて。
物語は剛演じる警視庁のネガミ(根上か根神か不明)が、
慎吾演じる一般市民の青木に電話を掛けるところから始まります。

そう!この舞台は離れた場所にいる二人が電話でやりとりする、
いわゆるワンシチュエーション。

私が今まで体験した舞台とは、どうやら全然違うらしい!
これは固定概念を無くさなければ!
と理解し、そう思ったのも束の間。

そんなことを考える必要は全くなく、
ネガミと青木の会話に、どんどん引き込まれていきました。


まず結論から言います。

私はこの舞台のネガミという男が、大好きだ!!

そしてこれを演じるエキセントリックな剛が、最高だった!!!!!

ちなみにネガミは警視庁の爆弾解体の専門家。

ファン目線出動していいですか?いいですね?
その格好をしたネガミが、めちゃくちゃカッコイイ!
Yシャツの上にジャンパー、そして黒縁眼鏡!そしてインカム!ふふ!
(インカムは警視庁のなのでもちろんニセモノです。肉声です!)
ドストライクです(*´∀`*)


ネガミは一般市民の青木に電話を掛けます。

ネガミ「お名前と生年月日を教えてください」

・・は??
なぜに突然。笑

まぁ相手は警視庁を名乗るので、戸惑いながらも一応答える青木。
寝起きでイライラしながら、ブスっとしながら対応する青木、可愛い!!
これは慎吾が演じるからこそ生きてくる役だと思います。
なんていうか、剛とは全く違う愛らしさがね、
やっぱり持ってるものはそれぞれ違うな、三谷さん分かってるなー。
開始3分でそう思いました。ふふふ!

そしてネガミは、青木の身に今起きていることを話します。


ネガミ「落ち着いて聞いてください。あなたの家に、爆弾が仕掛けられました」


ネガミによると、
なんとテロリストが国会と青木の家の住所を間違えて
爆弾を仕掛けたという。(そういう話だったのか!)
国会がある永田町と栃木の「あがたちょう」を間違えたらしい。笑


話し始めてすぐ、
ネガミが青木に電話をした時点で、
爆発まで一時間を切っていることが判明します。
が、青木が住む場所まで爆弾処理班が行くには、時間が足りない。

そこでネガミは爆弾の解体を、青木に説得し始めます。

逃げたい青木に、
その家の近くに絶滅危惧種の水草があるとかで(どんな理由だよ。笑)
なんとか爆発を阻止するよう説き伏せるネガミ。
ネガミは熱くなり、ついにジャンパーを脱いだ!待ってました!!


ネガミは最初、とても真面目な男に見えました。
しかし、よくよく聞いていれば、ネガミは爆弾オタク。
人命救助よりも、それを仕掛けた相手に打ち勝つことに執念を燃やしていて、
早口で言葉数が多くて理論的で、いわゆる、変人。

そして仕草もちょっとおかしくて、
テンション高く、オーバーリアクション。

おぉ!私はこういう男を演じる剛が、猛烈に大好きなのだ!!

それでいてYシャツ姿に眼鏡・・。
立ち姿もカッコイイ!!
そして細い!(って言っても40代のがっちりした細さね、最高ですね)
スタイルがいい!カッコイイ!(二度目)
狭い舞台で数歩でも、歩く姿が本当に素敵でした。変人だけどねっ。


一方、寝起きの青木はパジャマ姿で可愛い!
大きめの赤いパジャマに緑のガウンですよ!!(*´∀`*)

不審がりながらも、渋々ながらも、
どんどんネガミのペースにハマっていく青木。
なんだかんだで、結局爆弾の解体を協力することにします。



そこでネガミが持ちかけたのは、
二人のチームワークを生むためのトレーニング。(かなり謎)
もうすぐ爆発するというのに、
「意思統一をしておいた方がいい」と言い出すネガミ、キてますね。

電話越しにバナナマジックをさせたり、
青木に最寄駅までの道を説明させ、ホワイトボードに地図を書いたりします。

特にこの地図のやりとりは、毎回全く同じとは思えなかったなー。
地図を見ている私たちでも分からなくなるような、口頭のみでの道説明。

例えばざっくりですが、

青木「家を出ると目の前に国道があります」
ネガミ「そこを左か?右か?」
青木「左です!こんなの何の意味があるんですか?」

ネガミ「ばかやろー!これがあとあと効いてくるんだ!」(ニュアンス)
青木「分かりましたよ・・」

ネガミ「(はりきって右に矢印を書いて)みーぎ、っと♪
あれ?左って言った?」

ふはは!
笑う空間を作りながら、
きっと二人は頭をフル回転させて脳内で地図を描いているのでしょう。

相手がしんつよだからこその、安心に溢れた”間(ま)”。

ネガミの熱さと青木の動揺しながらも的確な応対、
そのボケとツッコミのようなやりとりや
噛み合わないけどガチっとハマった二人のハイペースな言い合いは、
見事としか言い様がありませんでした。


ネガミは警視庁で東京、青木は栃木、二人は全く別の空間にいる。
隣で演じていたら、
気をつけてもつい一瞬チラっと見てしまいそうにならないんだろうか?
彼らは何が起きようと、ハプニングがあろうと、
隣にいることを全く感じさせませんでした。

あの膨大な台詞の量を喋りながら、声だけを頼りに、
相手が今どうなっているかを想像しながら、感じながら、
でもそれを感じさせることなく観客をグイグイ笑いに巻き込んでくる。
さすがだ!


さてはて。
意思疎通としていろいろなことを青木にやらせたネガミは、
「どうやら私たちは息が合わないようだ・・」 とボヤきます。
息ぴったりな二人が全く息が合わない二人を演じる、
この真逆っぷりが可笑しいんですね。

台本読み合わせの際、しんつよの配役は逆だったという三谷さん。
よくぞ変えてくれました!!

エキセントリックで強引で変人なネガミは剛にぴったりだったし、
言うことが的確でヘタレで愛すべきキャラの青木は慎吾でしか、
考えられないと思いました。


そうそう。
青木がバナナを取りに行くために舞台からハケたりしている時、
ネガミは観客を警視庁の同僚や部下に見立てて
「大丈夫だ!時間はある!」と何度も語り掛けてきます。
これが面白い。

私が観に行った日は、
剛が爆発するタイムリミットを間違えてしまって、
なんとも辻褄が合わないことになったのでスルーするわけにもいかず、
最初にネガミが言っていたタイムリミットを観客が教えてあげる、
なんてことがありました。
ネガミ「そうだ、それ(その時間)だそれだ!笑」

ネガミと(警視庁の観客)が一体化した、不思議な体験でした。
これを目の当たりにした時、
こういう舞台もあるんだな、いいなって、すごく思ったんですよね。
今までと違うな、楽しいな!って。



爆弾は大きな筒に入って、青木家のベランダ?に隠されていました。
部屋まで運んできて、いよいよ爆弾解体作業。

その前に作業しやすいようにと、
ネガミはスマホでハンズフリーにするよう薦め、青木はそれに従います。

しかしイヤホンを耳にしていなかった青木はネガミの声が全く聞こえず、
ネガミがいくら呼んでも返事がない。

ネガミ「ぁぉきさーん!!ぁぉきさーん!ぁぉきさーん!!
○×△※※さぁーーーん!!!!」

くくく!!(*´∀`*)
イヤホンからの雑音で気づくよう、声を曇らせて叫びまくるネガミ。
床にしゃがみこんで必死に叫び続けるネガミと、
聞こえてないので平然と作業を続ける青木のギャップ。笑
面白かったなー。


首に垂らしたイヤホンをして無事に電話が繋がると。
爆弾が入った筒の形状を知りたいネガミは、大きさを図るよう指示します。
家にメジャーがなければ千円札で図るように、と言うネガミ。

青木「あ!ポケットに千円札入ってました!」

見た目50cmと話していたけど、15cmの千円札で測ったら60cm。

青木「(千円札で測ったら)60cmです!!」

私も見た目50cmに見えたなー。
ちょっと感動している青木が可愛くて、面白かったです(*´∀`*)


爆弾が入った筒はテープでぐるぐる巻きになっていました。

テープを剥がす中、
声が全く聞こえてこないとネガミから逐一確認が入ります。

ネガミ「青木さん?何してるんです?」
青木「テープを剥がしてるんですよ!」

・・・

ネガミ「青木さん?何してるんだね?」
青木「剥がしてるんです!!」

ネガミ「慌てなくていい!でも、急いでくれ!」

ぶーぶー言いながら、こういうのは苦手だと言いながら、頑張る青木。
イライラせっかちなネガミ。ふふ!
姿が見えないってこんなに面白いのか!

蓋が開いた瞬間、青木はネガミに中身を説明します。
爆弾の中身は私たちにも見えない。想像を膨らませるしかありません。


ネガミ「何が見える?」

青木「恵方巻きみたいなものがあります!」


なんだそれ!?笑

結局最後に出てきたのはダイナマイトみたいな、火薬の束でした。
なるほど!!イマジネーションは楽しいですね。


解体していくにつれ、
それを仕掛けたテロリストが「エンジェルハート」という
ネガミの長年の宿敵?だったことがことが判明します。

ネガミ「そうかそうか!」

楽しそうなネガミ。

青木「時計みたいなのがあります!」
ネガミ「・・!?アナログか!?デジタルか!?」
青木「・・(確認して)アナログです!」

ネガミ「ハハハハハハハ!!やってくれるぜエンジェルハート!!」

テンションアーップ!!
身体を反らせて喜んでらっしゃいます。

ネガミがぶっ飛びすぎて、
受話器の向こうで笑い転げてるネガミを想像し、怪訝な顔をする青木。


と、こんなことをやり取りしていたら残る時間はあと3分らしい。
青木を落ち着かせようとして
嘘の時間を教えていたと言うネガミ。(まじか)
爆発を止めるために、最後にどちらのコードを切るか迷う青木。

二人とも汗を掻いてきたころ、
多分100分のちょうど折り返しあたりで、
青木はネガミの指示を聞く前に爆弾のコードを切ってしまいます。
その瞬間、舞台は暗くなりました。

ドキっとした。

ここまで書いていなかったけど、音楽はピアニストさんの生演奏。
しんつよの生きた演技に合わせて弾いていきますが、
このメロディーがなんとも独特で、不穏で、
二人の明るさとは正反対とも言える不思議な音楽を奏でます。
何か明るいだけではない、怖いものを感じさせるのです。実に効果的でした。



爆弾が、どうなった!?

暗転し、一、二分後。

明るくなった瞬間、度肝を抜かれました。


ネガミ「青木さんって、けっこうせっかちなんですね」


そう言ったのは、さっきまで青木であった、慎吾でした。

なんと二人が、さっきとは逆の服を来て、逆の位置に立っている。
剛が青木に、慎吾がネガミになったのだ!!


すご!!!!!!


剛がパジャマ姿の青木に、
慎吾がシャツに眼鏡、髪をビシっと固めた警視庁のネガミに逆転。


・・してやられました。
三谷さんのどうだ!という思いと、愛を、ひしひしと感じましたね。


役を途中で換えるというのは、
今まで演じてきたものを一度切ってしまうということだから、
やっぱりすごく挑戦的なことだと思うのです。

がしかし、すごかった・・。
さっきまでの二人と、ここから少しずつ変化する二人が、
しんつよの二人にドハマりするのです。

エキセントリックなネガミは、本当に青木を救おうとするネガミに。
逃げようとしていた青木は、ネガミを信じ、覚悟を決める青木に。

いやー、やられた。
こんな面白いことって、あるんですね。


配役を逆転し、何事も無かったのように話は進んでいきました。

ところで後半のネガミの大きさ(慎吾)は、凄かったです。
さっきまで目の前で座っていた慎吾ちゃん、
少し離れても立つとあんなに大きい!!感動ものでした。

そして剛は、汗びっちょりでパジャマを着た青木になり、目の前に。
これって普通だったら「キャー!近いー!!」ってなるところなんですが、
ならなかったですね・・。
ほんとすぐそこにいるのに、ならなかった・・。
ここまでの二人と、この空間と、この大逆転の展開に度肝を抜かれて。
嘘みたいな現実に無心で浸っていたのかもしれません。

ただ、好きだなーという思いで、ひたすら見つめてはいたかな(*´∀`*)
(無心じゃないし)


さぁここからが正念場。
せっかちのおかげで爆発は起こらず、解体できた!と思ったら。
さっきの爆弾はダミーで、
爆弾の箱の中からもう一つ、一回り小さい爆弾が出てきちゃいました。

もう受け入れて、だんだん慣れた手つきで爆弾の蓋を開ける青木。

二つ目のテープを剥がしている間、
青木についていろいろ調べていたネガミが、青木に問います。

ネガミ「パジャマのポケットに千円札が入っていたということは、
夜コンビニに行ったということ。地元の青年にしては都会的じゃないか?」

すると青木は、自分はITである程度稼いだので、
田舎で農業でもやろうとここに越してきた、と説明します。


・・・。


項垂れて、明らかにテンションが下がるネガミ。

ネガミ「残念だが、この仕事に対するモチベーションが下がってきた・・」
青木「何でですか!?」
ネガミ「田舎の青年を助けたい気持ちでやってきたのに・・」
青木「え!?助けてくださいよ!!」

崩れ落ちてるネガミ。笑

ネガミ「あきらめーるな、歯をくいしばれー♪」

ひっそりと歌いだすネガミ。

青木「励ましてくれてるんですか?」
ネガミ「いや、自分への応援歌だ」

ネガミさん・・。くくく!!


青木「懐かしいなー、その歌。もしかして同世代ですか?」

『ど根性キャプテン』の歌を一緒に歌いだす二人。
だけど一箇所歌詞が違う。

ネガミ「今なにをー♪」
青木「何をいまー♪」(逆かも!)

今なにをー!だろう!!
何をいまー!だろう!!
譲らない二人。


とか言い合っているうちにテープが剥がれました。

ところが二つ目の箱は施錠されていて開けることができない・・。

エンジェルハートの戦いに燃え、
爆破して施錠を外そう!というプランを持ちかけたネガミ。

一人やる気を出して張り切るネガミに、
「もう勝手にやっててくれ!」と逃げようとする青木。
ネガミは最初怒鳴り、必死に呼び止めます。そして最後に言いました。

ネガミ「俺はこの仕事に一生を賭けると決めたんだ!!
戻ってきてくれ、青木さん!!」

この言葉に立ち止まって、覚悟を決めて戻ってくる青木。
二人に信頼が生まれた瞬間でした。


結局鍵を破壊するために使ったのは、パンのトースター。
一度目の爆弾で外した真空管から火薬を採取して、

ネガミ「トースターの(なんとか線)を抜くんだ」
青木「できました!」
ネガミ「それをセットするんだ」
青木「セットしました!」

テンポをよく仕事を進める二人にネガミが言います。
ネガミ「青木さん。我々はだんだん息が合ってきたようだ」(おぉ!)

タイマーをセットし、火花を予期して隅っこに隠れる青木。

青木「ネガミさんがこの仕事についた理由が分かった気がします。
スリルを感じるって気持いいですね」
ネガミ「この仕事をやろうなんて思うんじゃないぞ?」
青木「今日だけで十分ですよ・・」

緊張でシーンとした舞台に、響き渡るトースターの音。



ジジジジジジ・・・・



「チン・・♪」



パン焼けた。めっちゃシュール。笑
嘘です、パンは焼けてません。

そのあとのボンッ!!という音と煙とともに、鍵が開いたのです!!

解体しながらいろいろな話をした二人は、
抜群なチームワークができ二つ目を解体させることに成功します。

いつの間にか、本気でネガミの役に立とうとした青木。
いつの間にか、本気で青木を救おうとしたネガミ。

お互いを称え合った瞬間、
舞台の中央に寄ってきた二人は初めて目を合わせました。
もちろん、見えているけど、見えてない。
見えてないけど、見えている。

舞台って面白いですね。


・・しばらくして、褒め合っても仕方ないと、その場から離れます。

もう一度中身を確かめる青木。

すると、うっすら恐怖で引きつったような笑みを浮かべた青木が、言います。


青木「ネガミさん、もう一つ箱が出てきました・・」


なんとなんと、中には三つ目の爆弾が。
マトリョーシカ状態。

ここから一気に血の気が引いた空気になります。
さすがのネガミも、三つ目となると降参。

ネガミ「青木さん!もういい!諦めて逃げてくれ!!」

そう言うネガミに対し、

「諦めるんですか?」と穏やかに言い放つ青木。

座り込んで爆弾を抱え、黙って三つ目のテープをぐるぐる剥がし始めます。
それは頼りにされた使命感でもあり、諦めた絶望でもあり、
穏やかな笑みの奥から感じたのは、スリルを覚えたまさに危険な表情でした。

三谷さんが言う、「静かな狂気」ですね。
あれはやっぱり、剛が持つ独特の個性のようなものだと思います。


ネガミ「(崩れ落ちながら)慎重にやってください・・」

いつの間にか立場が逆転してしまいました。

青木は悟りきったような表情で、静かに歌い始めます。

「あきらめーるな、歯をくいしばれー・・」

「何をいまー」
「今なにをー」

それでもやっぱり譲らない二人。

青木が笑いながら言う。

「まぁ、どっちでもいいかー」

暗転して、終了。


私の想像としては、このマトリョーシカが何度も繰り返されるのではなく、
青木がそう言った瞬間にでも爆発が起きたように感じました。

それほどの恐怖を感じさせてくれました。


コメディーで畳み掛けてくる展開に引っ張られてきたかと思えば、
最後は結末を提示せず終わるという、これまた挑戦的な試み。

私はこの今までの全ての長れを、とても気に入りました。
最高だったなー!!楽しかった!!



三谷さんの二人への絶大な信頼と、
しんつよだからこそ成立した見事な掛け合いと大逆転。

三谷さん曰く特に必然性はないというこの大逆転は、
しんつよそれぞれの個性を最大限に活かすことにもなったし、
ネガミと青木の感情の変化にもぴったりだった。
役が逆転したことで、立場が逆転したことも効果的になった気がします。

前半と後半で少し性格が変わったようなネガミと青木だけど、
さっきまでと全く一緒の人間を違う人が演じる、
のではなく、敢えて二人の個性を尊重したのかなーというのが私の考え。
本当に挑戦的で面白い、嬉しいサプライズでしたね。

二人が前半の役のまま最後までいっていたら、
きっと違う終わり方になっていたと思うし、
全然違う印象の舞台になったと思います。
でも、それをしなかった三谷さん。んー、スゴイ。


で、この舞台を観てすごく感じたことは、二人が、本当に楽しそうでした。
ネガミであり、青木であるけど。
もう一人ずついた。剛であり、慎吾。
真逆を楽しむ二人が、役ととても重なって見えました。

それにね、いつもの舞台だと、剛が剛であることを忘れてしまって、
カーテンコールで剛が出てきた瞬間に、
「あ、いつもの剛だ(*´∀`*)」となるんだけど。

今回は所々に一瞬剛が見えたというか。
本当に、楽しそうだった。
あんなに楽しく演じている剛を、初めて見ました。


最後に。
この舞台、感想を読むとみんな大絶賛してますよね?
ここまでたーくさん書いてきたけど、
私は手放しで100%喜んでいるわけでは、決してありません。(えぇ!?)

この舞台には120%満足しているけど、
シチュエーション的には電話だけに限定された、会話劇。
もっともっとしんつよの舞台が観たい!!という欲が出てしまいました。

これまで27年、
メンバー同士でがっつり共演しなかったことが、
本当にもったいなく感じました。なんてもったいないんだー!!

今回の舞台は、しんつよの小さい頃からの夢が叶った舞台。
もちろん、あの頃の「ごっこ遊び」は、
27年の信頼と感覚の上に、プロフェッショナルという言葉が相応しい、
極上の遊びに変化したわけなんだけど。

二人の可能性を、もっともっと、観たい!!そう思いました。
burst!の再演があって、もっと多くの人に見てもらってからでも、
いいんだよ!?そうしよう!!

いつかまた、舞台の上で違う形でバチバチと見つめ合いぶつかり合う、
クサナギツヨシ×香取慎吾を観てみたいです。

いやー、本当に楽しかったです。
チケットを譲って頂いたFさんに、心から感謝します。
しんつよ、ありがとう!!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


6/3 4:59
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k

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草なぎ剛 ブログ SMAP 草剛 サイト剛のひとまわり下

クサナギツヨシの可愛さに叫び、
男前な姿にドキドキし、
へたれっぷりに爆笑し、
意味不明っぷりにやられ、
人として尊敬し、毎日幸せを
もらって頑張っております。
5スマ大好き。
どうぞ一緒に壊れてください。

-*auto focus* について-

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